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リオ五輪サッカーブラジル代表予選リーグ敗退の危機の3つの原因

リオ五輪

リオ五輪男子サッカーの予選、ブラジルは2試合を消化し2引き分けとグループリーグ敗退の危機に瀕しています。

地元開催のオリンピックで優勝を狙うブラジルにとって、予選敗退はこれ以上ない屈辱です。

同じく地元開催だったブラジルワールドカップ準決勝でドイツに1-7と敗れた屈辱。コパアメリカグループリーグ敗退に終わった屈辱。

屈辱続きのブラジルに今何が起こっているのでしょうか。

オーバーエイジネイマールキャプテンシー不足

まず一つ目に挙げられるのが、エースであるネイマールキャプテンシー不足です。

ネイマールは言わずと知れたブラジルのエースです。しかし、彼がキャプテン向きの選手かと聞かれるとそうではないと私は思います。

元日本代表監督でありブラジルのレジェンドであるジーコ氏も「ネイマールは自分がいいプレーをすることしか考えていない」とキャプテン失格の烙印を押しています。

これまでの強いブラジル代表には強いキャプテンシーを持つキャプテンが居ました。ジュビロ磐田で活躍したドゥンガ選手などはその筆頭でしょう。

個性の強いブラジル代表をまとめ上げるだけの責任感、キャプテンシーネイマール選手から感じられないのがブラジルの予選リーグでの苦戦につながっています。

五輪直前のドゥンガ監督の解任

二つ目の原因は、五輪直前、先述のドゥンガ監督がコパアメリカでの一次リーグ敗退の責任を取って、フル代表およびオリンピック代表の監督を解任されたことにあるのではないでしょうか。

もちろん、優勝候補本命の一角だったコパアメリカでのグループリーグ敗退はブラジルにとっては許しがたい屈辱であり監督の交代は当然の結果ともいえます。

しかし、まだ経験の浅い五輪代表にとって直前での監督交代劇はマイナスに働いたように思います。

いくらサッカー大国のブラジルといえど大会直前の監督交代は選手にとってはメンタル的にも戦術的にも負担になります。

そんな中、責任感のそれほど強くないネイマール選手がキャプテンとしてチームをまとめられなかったとしてもそれは当然の結果だといえるでしょう。

もしネイマールキャプテンで行くのであれば、オリンピックはキャプテンシーに関してはあほほどあるドゥンガ監督に任せてもよかったのではと思います。

経済成長によるストリートサッカー文化の衰退

3つ目の原因は、ブラジルの経済成長によるストリートサッカー文化の衰退です。強かったころのブラジルは貧困から道端でストリートサッカーをしている少年の中から次々とタレントが出てくるまさにサッカー大国でした。

しかし、現在経済成長著しいブラジルにおいては車やビルが増えたことによりストリートサッカーで名をあげるよりも、サッカークラブに通いそこからプロになるという選手が多くなっています。

これでは欧州や、日本のユースチームの育成方法と変わりません。ブラジルサッカーの最大の強みであった道端から才能がゴロゴロという特徴が無くなってしまい、絶対王者ブラジルは今やサッカーの強豪国の一つになってしまったのかもしれません。

 

ブラジルワールドカップ、リオ五輪の連続開催を筆頭にブラジルの経済成長には目を見張るものがあります。

しかしその一方でストリートサッカー文化が衰退しほかの国の育成と変わらなくなってしまったブラジルを見るのは寂しいものがあります。

サッカー大国ブラジルが持っていたその内なるパワーはもうなくなってしまったのかもしれません。