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読書感想文の書き方 星新一「処刑」を読んで

息子が読書感想文を書くのが嫌だと言っていたので、読書感想文を書くのは内容の良しあしを考えなければ簡単だという事を教えるために、読書感想文を書いてみました。選んだ本はそのまま息子が選んだ本です。

読書感想文の書き方

読書感想文は「本との出会い」「あらすじ」「感想」「まとめ」の4章構成でいい

本との出会い(約300文字)

本との出会いはどうやってその本と出合ったのかを詳細に書くといいでしょう。正直に書いていけば300文字ぐらいはすぐ埋まるはずです。

あらすじ(約500文字)

あらすじは読書感想文を書く上で結構重要です。相手がその本を読んでない可能性があるからです。だからその本の内容の要点をあらすじとして書いていきます。重要な部分を要約していくと大体500文字ぐらいにはなるはずです。これで大分原稿用紙を埋めることが出来ます。

感想(約300文字)

要約した部分に対しての感想を書いていきます。これは思ったままで大丈夫です。賞を取りたいなら別ですが、宿題として提出するだけなら本当に思ったことを書けばいいと思います。

まとめ(約300文字)

最後に、その本を読んで自分が何を得たかという事を書いてまとめます。感想と自分の生活を照らし合わせてうまい具合に書くといいでしょう。

実際に読書感想文を書いてみた

本との出会い

僕がこの本と出合ったのは、宿題もせずだらだらとしていたら、お母さんがこの本で読書感想文を書けと、持ってきたからです。なので僕は自主的にこの本を選んだわけではありません。

お母さんは、「短いから書きやすいでしょ」と言って居ましたが、一方お父さんは「短すぎて書きづらいんじゃない?」と言っていました。

僕はよくわからないのでとりあえず読んでみることにしました。もしこれで書けなければば別の本で書こうと思っていました。

「処刑」あらすじ

おーいでてこーいは星新一さんのショートショートの傑作選です。そのため、短いお話がいっぱい入っています。

私が一番印象に残った話は「処刑」という話です。

地球の文明が発達した未来の話。未来では文明が発達し犯罪が増加していました。様々なものの電子化が進み裁判も弁護士、検事裁判官の役を一手に引き受けるスーパーコンピュータがすぐに判断し、判決を下します。

そこで重要になるのは被害者の気持ちです。善良な市民たちは被害者の気持ちを考えると、どうしても人を殺めた人を許せなくなっていきました。

そのためその未来では、人を殺めたものはすべて銀の球をもって水のない星に飛ばされてしまうのです。

その銀の球とは、スイッチを押すと水が出るが期限が来ると爆発してしまうというものです。

これが、その世界の殺人犯の処刑方法なのです。明らかな正当防衛や事故でない限りほぼこの刑にに処されてしまいます。

そのため、銀の球を持った人は水を得るために常に自分の命の危険の恐怖を感じなければならないというものです。

主人公の男は恐怖におびえながらもボタンを押していましたが、最後にこのボタンを押すことと地球での生活が変わらないという事に気づきます。

地球の人間も直接的と間接的の違いがあるだけで同じように命の危険のある選択をしながら生活を送っているという事に気づいたのです。

そして男は、ボタンを押す恐怖を乗り越え、地球での生活と同じように暮らし始めるとことで物語は終わります。

「処刑」を読んだ感想

この本を読んだ感想は、凄く怖かったという事です。短いSF作品ですが、現実社会に照らし合わせてみると、いろいろな事が示唆されています。

例えば、人を殺めることによってほぼすべての人が銀の球をもって水のない星に飛ばされてしまうという事は、今の世界にはないことですが、被害者の感情を優先するという一つの見方から判断するとしたらありえない話ではないと思います。

また、男が最後、ボタンを押すことと地球での生活が同じという事に気づいた点については、確かに日々の選択が自分の寿命を左右していると考えれば同じなのかもしれません。

まとめ

僕がこの「処刑」というショートショートを読んで感じたことは2つあります。

一つは物事を全て機械的に判断するというのが恐ろしいという事、もう一つは普段の生活が自分の将来に大きくかかわっているという事です。

僕はどちらかというと、物事を機械的に判断してしまいがちになる性格です。しかしそれを突き詰めると恐ろしいことが起こるという事がわかりました。抱かれこれからはもう少し柔軟に考えようと思います。

また、普段の生活が自分の将来にかかわっているという点についてはもう少し自主的に動こうと思いました。

今回この本を選んだのはお母さんに選んで買ってきてもらった本を、なんとなく読んで決めただけです。しかしそういう主体性のない行動が自分の将来をダメにしてしまうかもしれません。だからもっと積極的になって行動しようと思います。

読書感想文なんて書くだけなら怖くない

読書感想文を書く、というとやはり小学生には重荷のようです。でも書く順番とフォーマットさえ分かっていれば、最低限宿題をしたといえるレベルの感想文を書くことは難しくありません。

読書感想文が苦手という子供は(うちの子もそうですが)賞なんて狙わずにフォーマット通りに文書を作ればいいと私は思います。

息子よ、賞なんていらないのでとりあえず宿題はやってください。