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タイ戦はハリルホジッチ監督の性格、メンタルが最終予選相応しいか試される試合

ハリルホジッチ監督がタイ戦前日にようやく精神的に立ち直ったそうです。

ところが、初戦に負けて一番へこんでいたのは選手ではなく、バヒド・ハリルホジッチ監督(64)だった。「監督は勝ち負けに強いものを持っている。負ければ落ち込みがある。選手もそれはわかっているけど、この2日間でようやく立ち直ったみたい。今日も笑顔が見られたんで、雰囲気はよくなった」(長谷部) 【W杯アジア最終予選】主将・長谷部「監督がようやく立ち直った」

正直キャプテンにこう言われてしまうところを見ると、少し頼りない気もします。

就任後、一年半を経過したハリルホジッチ監督の性格について、ここでもう一度振り返っておきたいと思います。

「ルール、規律、練習」を信念に持つまじめな性格

ハリルホジッチ監督の信念は「ルール、規律、練習」です。この信念からも見て取れるように非常にまじめな性格がうかがえます。

UAE戦前の選手選考においてもその規律を大切にする姿勢が話題を呼びました。

鹿島アントラーズで活躍する金崎選手が代表選考前の試合で監督に対して怒りをあらわにしたため、ハリルホジッチ監督は彼を代表メンバーから外す決断をしました。

代表メンバー発表時においても金崎選手の行動を名指しで「代表選手に相応しくない振る舞いである」と批判し、UAE戦の結果も相まって賛否を呼んでいます。

監督として規律という点を重視したことについては一定の評価を得たものの、金崎選手の持つ強さ、強引さという武器はUAE戦のオプションとしては有効だったろうという予想からです。

また、試合に出場していない選手を評価しないなどの監督の信念によるメンバー選考により、戦術の幅が狭まっているのも懸念される点です。

一方で直情型の面も持つ熱い監督

ハリルホジッチ監督の有名なエピソードといえば、2014年のブラジルワールドカップでアルジェリア代表監督としてベスト16に進出した時のエピソードでしょう。

ブラジルを大差で下した優勝国ドイツ相手に延長まで懸命に戦った選手たちと男泣きしながら抱き合ったシーンはサッカーファンの心に突き刺さるシーンでした。

しかし、直情型の面が出すぎて困ったこともあります。

それは、未だにUAE戦の判定を引きずっていることです。タイ戦の前日記者会見でもUAE戦のカタール審判団を批判しています。

確かにそのせいで負けたと言いたくなる気持ちはわかりますし、不正に近いジャッジを糾弾することは監督の仕事の一つではあると思いますが、あまりにも引っ張りすぎです。

冒頭の引用でもここ数日でハリルホジッチ監督のメンタルが回復したと長谷部選手は言っていますが、下手したらまだ引きずっている可能性があるんじゃないかと心配します。

タイ戦はそんなハリルホジッチ監督のメンタルが試される試合

この試合、勝ち点3をもぎ取らなければ、最終予選突破は相当難しくなることでしょう。

タイはFIFAランキングでは格下ですが、今回は相手のホームです。ファンも日本代表の応援団と違って歌うだけじゃなくブーイングもしてきます。

もちろんこの試合、選手のコンディション、メンタル、実力が試される試合になります。

しかしそれ以上にハリルホジッチ監督がUAE戦を引きずることなく最良の采配を魅せられるかが勝ち点3を引き寄せるポイントだと思います。

先発メンバーの決定、交代のタイミング、事前の戦術など監督の仕事は山ほどあります。

もし、UAE戦を引きずって中途半端な采配をしてしまうと、引き分け、もしくは負けてしまうかのせいもあります。

そういう意味で、ハリルホジッチ監督の性格、メンタルが試される大一番といえるでしょう。

タイ戦は選手だけでなくハリルホジッチ監督の采配にも要注目です。