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はたらいたネット

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どんなアイデアよりも人を巻き込む行動力のほうが重要という話

Work 雑記

手前みそな話ですが、私はアイデアマンです。

1メンバーとして仕事をしていた時には、自ら問題を分析し、自ら解決案を出し、自らプログラムを書き問題を解決することにおいて一定の評価を受けていました。

その後大手企業に転職し、管理職として働いている間もその能力については、個人評価においていわゆる「優」の評価を受けていました。

しかし、私は管理職としてのその他の能力に欠けていたため、自らのキャパをオーバーするで形長時間労働がたたり、うつ病になり休職することになりました。

改めて思うのは個人としてのアイデア、個人としての行動力があったとしても人を巻き込む行動力には勝てないということです。

イデアマンが自分で解決するという形には限界がある

人間にはキャパシティというものがあります。

誰だって平等に24時間という時間が与えられています。

その中でどう仕事をするのかが重要になってきます。

1メンバーとして仕事をする分には、アイデアマンであること、個人としての行動力は大きな強みになります。

なぜならば、基本的には平社員には1メンバーとしての仕事量が与えられるからです。

仕事量が1人分であれば個人で問題解決できる能力があれば仕事は問題なく進行します。

むしろ、自ら考えて自動化したりできる分、余裕をもって仕事をできます。

しかし、管理職となると話が変わってきます。

自分の担当する部門の人数分の課題を解決する必要があるからです。

メンバーが5人いれば5人分の、メンバーが10人いれば10人分の結果がチームに求められます。

それでも私は、自分の仕事のスタンスを変えることができませんでした。

メンバーにはルーチンワークを任せて、部署の問題点の改善を自ら行おうとしたのです。

しかし、問題点の数というのは人数に応じて比例します。

比例というよりも乗算といっても過言ではないかもしれません。

部署全体の問題というのは一人で解決するには明らかに膨大でした。

私は部署全体の問題を一人で解決しようとしたため結果的にキャパオーバーしてしまい、そこからは負のスパイラルで体調を崩してしまいました。

人を巻き込む行動力コミュニケーション力が重要

ではどうすれば私はつぶれなかったのでしょうか。

私は、チームのメンバーを巻き込んで問題を解決する能力が足りなかったと反省しています。

私の部署には、私と同じように自ら問題を解決できると評価できるメンバーが数人いました。

彼らと協力して問題解決を進めていれば私はつぶれなかったと反省しています。

私が担当する組織は、直属の部下が一人、その下にメンバーが10人程度の部門でした。

私がその組織を担当する以前はその直属の部下がその部門を管理しており、下のメンバーは私の直属の部下に不満を抱いていました。

メンバーが部下に不満を感じていた部分は、部下が仕事を抱えてしまってメンバーが暇になり業務のバランスが崩れていることでした。

そのため、私は直属の部下に対してメンバー一人一人に責任のある仕事を振るように指示し続けていたのですが、人間は簡単に仕事のやり方を変えることはできません。

結果的に体制を変えることはできませんでした。

私は、組織の形を維持することに固執し、部下を飛ばしてメンバー一人一人とコミュニケーションをとることをないがしろにしていました。

そんな中、一人のメンバーが退職を言い出しました。

彼は、自ら考えて行動できるタイプの人間で正直、直属の部下よりも戦力として期待していました。

部下にも彼に仕事の標準化の役割を与えるよう何度も伝えていたのです。

引き留めたのですが、意志は強く結局彼は退職してしまいました。

彼の送別会の日、おそらく彼と面と向かって初めて腹を割って話しました。

自分がこの組織をどうしたいのか、彼にどういう役回りを期待していたのか、実現するためにはどういう手順でやればいいのか、業務改善の優先順位をどう考えているのか、彼がいなくなるのがそれにどれほど影響を与えるのか。

直属の部下には何度も指示していたことです。

しかし、彼には全くそれが伝わっていなかったようで、驚いた表情をしていました。

おべっかかもしれませんが彼は「そこまで考えてくれているなら辞めずに残っていればよかった」と言ってくれました。

私は悔やみました。組織の形に固執せず、彼に直接はたらきかけていればもっと改善が進んだだろうと。

私のプランを全く下におろしていなかった直属の部下には腹が立ちましたが、それを見抜けなかった私のミスです。

それ以降、直属の部下以外とのコミュニケーションを重視するようにしましたが、彼の抜けた穴は非常に大きいものでした。

私の部署に自ら動いて考えられるタイプの人間は彼を含めて2名いました。

しかし片輪を失った状態では業務の改善をチームとして行うには既にキャパオーバーしていました。

また、片輪を失ったことも含めて管理職としての私の能力に、ほかのメンバーも不信感を抱いており、コミュニケーションを図ることは難航しました。

それでも、何とかメンバーたちを説得しチームとして業務改善を行おうとした矢先、私は体調を崩してしまいました。

イデアより体裁より行動力とコミュニケーションが何より大事

この体験から私が学んだのはチームを巻き込むにはアイデアより体裁よりなにより行動力とコミュニケーションが大事だということです。

初めからメンバーを巻き込んで改善をしていたらまた違った結果になったかもしれません。

しかし私は組織としての体裁を気にしてそれを行いませんでした。

イデアはありました。解決の方向性も見えていました。しかし私は体裁を気にするあまり部下達にも、同僚にもそのアイデアを共有することができませんでした。

今となっては、体裁を気にしたことを後悔しています。

外部から入ってきたという遠慮もあったと思います。

でもそういった体裁とか、遠慮とかそういうのはいらなかったのです。

体裁も遠慮も言い換えれば何の意味もないプライドみたいなもんです。

プライドを捨ててがむしゃらにメンバーに方向性を共有する行動力があればもっと違った結果になったと思います。

鬱が続いて復職できない今後悔しても遅いですが、アイデアよりも行動力が重要だと反省しています。