今週のお題「プレゼントしたい本」
息子がもうすぐティーンエイジャーになります。
もうすぐといっても、まだ時間はあるのですがそんな息子にプレゼントしたい本を何冊か紹介したいと思います。
入門 考える技術・書く技術
まずはこの本でしょうか。本来であればバーバラ・ミントの考える技術・書く技術のほうをプレゼントしたいのですが、まだヤングなティーンには難しいかもしれません。

- 作者: バーバラミント,Barbara Minto,山崎康司
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/03
- メディア: 単行本
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「入門考える技術・書く技術 」のほうも大概難しいかもしれませんが入門なのでぜひ読んで欲しいと思います。息子が大人になるころにはロジカルに考えるという事が最低限必要な技術になってくるのではないかと思っています。
なので、早いうちからロジカルに考えられるロベカルになってほしいと思っています。
闇金ウシジマくん
2冊目は闇金ウシジマくんです。
超鬱になる事で有名な漫画です。
でもこの漫画って実はノンフィクション的な部分もあって、自分の住んでいる世界の半径50m以内にそういう世界があるという事を知ってもらいたいなと思っています。
ティーンエイジャーは多感な時期でこういう方面に進む子たちも多いです。そうはなって欲しくはないんですが、そういう世界と隣り合わせの世界に住んでいるという事はしっかり認識していてほしいと思っています。
自分の中に毒を持て
あとはこれでしょうか。正直、サブタイトルはあまり好きではないのですが、良書だと思います。
私はロジカルシンキングが大切だと思っていますが、それ以上に結局はエモーションだと思っています。うちの子はどうも悟り世代のようでなんか悟ったように覇気がないです。
長男なのでいい子になってしまいました。いい子になるのはいいのですが、ただのいい子だと大人になったときに心配です。ぜひ太陽の塔を作るようなエモーションを持ってほしいと思っています。

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
- 作者: 岡本太郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 1993/08/01
- メディア: 文庫
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笑うな
最後は別になんだっていいんですが。「笑うな」を選びました。物語は古いものでも新しいものでも面白いものは面白いです。
ここまで来れば趣味の問題なので短編だろうが長編だろうが面白い小説を読んで欲しいですね。
D・E・ウエストレイクのドートマンダーシリーズとか私は好きなのですが、息子も好きとは限らないので、もういろいろ数読んでくれたらと思います。

- 作者: ドナルド・E.ウエストレイク,Donald E. Westlake,平井イサク
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/09
- メディア: 文庫
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ガダラの豚も超面白いです。
教科書に載っている系では檸檬が好きです。
洋モノなら地下室の手記か老人と海が好きです。
ラノベだと職業柄なれるSEは面白いと思います。

- 作者: 夏海公司,Ixy
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 文庫
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とにかく何でもいいので小説は数を沢山読んで欲しいなと思います。
その中で好きなものや、嫌いなものや、腹が立つものや、後味が悪いものや、爽快なものや、出来心や、わいせつや、ぼろ儲けの罠やを見つけてもらえればと思います。
目の前は透明の広い海で、紺碧の青い空です。
翼などないけれど進め!息子!