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日本時間7月31日の午前4:30分からサッカー五輪日本代表対五輪ブラジル代表のテストマッチが開催されます。
日本代表からはOA枠(オーバーエイジ枠)で興う選手、藤春選手、塩谷選手が選ばれています。一方のブラジル代表もOA枠を3名選出しておりその大注目はバルセロナで大活躍中のネイマール選手です。他にもパルメイライスのGKフェルナンドプラス選手、北京国安のレナト・アウグスト選手が選ばれています。
今回はそんなブラジル代表のOA枠の選手の中から異色の経歴を持つレナト・アウグスト選手について紹介していきたいと思います。
バイエルンのドゥグラス・コスタ選手のけがにより急遽選出
レナト・アウグスト選手は当初オリンピックのOA候補と指定は選ばれていませんでした。しかしバイエルンミュンヘンに所属するドゥグラス・コスタ選手のけがにより急遽オリンピックのOA枠に選出されます。
彼は現在中国スーパーリーグに所属している選手ですが、もともとは、ブラジルのパルメイラス、ドイツのレバークーゼン、ブラジルのコリンチャンスなどで活躍した選手でした。彼が中国のスーパーリーグに挑戦したのは2016年のこと、移籍先の候補としてはドイツの名門シャルケからのオファーもありそれを蹴っての中国スーパーリーグ挑戦でした。ちなみに当時の中国国安の当時の監督は元サッカー日本代表監督アルベルトザッケローニ監督、ザックは成績不振で解任されましたが、広い意味では日本ともつながりのある選手ともいえるでしょう。
プレイスタイルはFWとMFの間で魅せる決定的な仕事
レナト・アウグスト選手の主戦場はオフェンシブMFでトップ下や攻撃的なサイドMF、ウイングに近い仕事をこなします。ゴール前での決定的な仕事が彼の持ち味で得意技はドリブル、サイドからのカットインには定評があります。2015年にはコリンチャンスでブラジル選手権独走優勝の立役者として最優秀選手にも選ばれています。もちろんその活躍からブラジルのフル代表にも選出、スタメン出場したペルー戦では特典も決めています。
ネイマールばかりに注目が集まりがちですが、もし彼が日本代表とのテストマッチに出てきたらそのドリブル、カットインへの対応ができるかどうかが日本代表の守備陣が世界レベルの攻撃に耐えられるかの一つの指標となるでしょう。
日本はブラジル相手にどのような試合を魅せることができるのか
サッカーは開催国、開催大陸に有利なスポーツです。しかも今回の相手はまさに開催国のブラジル。さらにブラジルはネイマールや今回紹介したレナト・アウグスト選手など開催国という事もあり本気に近いOAを選んできています。本線で戦う仮想コロンビアの相手としてはこれ以上ない相手です。そんな相手にどのような試合ができるのか。31日のテストマッチに注目が集まります。